今、私は真田堀を書いているところだが、正直に言うと書くことがなくて困っている。この記事を読む人はそう多くないだろうが、これを読んだ人は「変な書き出しだな」と思うかもしれない。私もそう思う。どうやってこの650字の記事を埋めるかを考えた結果、このような書き出しになってしまったのだ。
しかし、ここまでの文章で記事の6分の1を埋めることに成功した。「たかだか6分の1だけかよ」と思う人もいるかもしれないが、レポートを書くときに書き出しに悩んでしまう経験をしたことはないだろうか。むしろ、書き始めるとなんだかんだ言って1000文字ぐらい埋めてしまっていることもよくあるだろう。
さて、残り半分はやる気が出ないときの対処法について書いておく。時期的にも「五月病」がはやり始めて、新入生の中にも大学の授業が面倒くさくなってくる人もいるだろう。私は一年生のこの時期から授業をさぼり始めたという経験がある。しかし、この時期にサボり癖をつけてしまうと後悔することになるので、やる気がなくても動き出す方法を紹介しよう。それはメルロビンズが提唱している「5秒数えて行動に移す」という方法だ。人間には命を守る防衛本能があるため、何か行動しようとすると、脳では言い訳を作り阻止しようとする。そのため、あれこれ考える前に心の中で5秒数えてから行動するのだ。
自転車は動き出すと少しの力で進むのと同じように、人間も行動し始めれば意外と進むものなのだ。しかし、動き出しが一番の困難であるから、感情を切り離して最初の1歩を踏み出すべきだろう。人間は言い訳の神なのだから。
(名もなきペンギン)